Googleアドセンスといえば、ブログビジネスにチャレンジする初心者の方でも収益を上げやすい広告ビジネスです。
ただGoogleアドセンスを利用できるのは審査に通過した方のみです。誰でも利用できるわけではありません。
今回は僕自身の経験やこれまでアドバイスして通過した事例をもとに、アドセンス審査に合格するためのコツや対策を紹介していきます。
目次
Googleアドセンスの審査は厳しくなっている!?
今でこそ「Googleアドセンスの審査は厳しいから一筋縄ではいかない」と叫ばれていますが、実は一昔前までは簡単に受かるような広告審査だったんです。
たとえば無料ブログに5〜10記事ぐらい適当な日記を書き込んで申請すれば受かっていました。今の時代は同じやり方で申請しても、ほぼ100%の確率で落ちます。
2016年6月頃から急に審査が厳しくなり始めて、一時はユーザーが混乱するという事態にまで発展。今はアドセンスといえば「難しい広告ビジネス」という印象がすっかり定着しています。
ただ安心していただきたいのが、たとえアドセンスの審査が難しくなっていようが、丁寧にブログの記事を書いて後ほど紹介するコツなどもマスターすればアドセンスの審査には通ります。
絶対に合格できます。
審査が厳しくなったこのご時世でも、きちんと準備して本番に臨んだ人たちは審査に受かっているんです。
アドセンスのプログラムポリシーをチェックする
多くの人たちがアドセンスの審査に向けて準備物をチェックしたり、すぐにでも記事を書こうとしがちですが、その前にAdSenseプログラムポリシーをチェックしておくことをオススメします。
このプログラムポリシーにはアドセンスを利用するユーザーが遵守すべきポリシーが掲載されており、当然ながらこのプログラムポリシーに反するようなサイトを作っても受かる見込みはありません。
プログラムポリシーを開くと情報量が多すぎてなにが重要でどこを読めばよいのか戸惑ってしまうかもしれませんが、せめてコンテンツポリシー欄の禁止コンテンツだけでもチェックしておいた方がよいです。
記事のジャンルによってはアドセンスの広告を載せられないケースもありますので、よくチェックしておきましょう。
[box class=”blue_box” title=”ワンポイントアドバイス”]アドセンスのプログラムポリシーをチェックするのが面倒な方も、せめて【禁止コンテンツ】だけはチェックしておきましょう![/box]
余力のある人は、禁止コンテンツ+αで興味のある項目をチェックすると尚良です。
Googleアドセンスの審査に向けて準備するもの
いよいよGoogleアドセンスの審査に向けて準備に取り掛かります。1つずつクリアしていけば準備物は揃いますので、確実にクリアしていきましょう。
Googleアカウント
アドセンスはGoogleが提供する広告配信サービスですので、当然ながら利用するユーザーはGoogleのアカウントを作成しておかなければいけません。
たとえば普段からGoogleのフリーメールアドレス「Gmail」を利用している人なら、アカウントを所持していますのでオッケイです。
Googleアカウントに登録すれば素晴らしいサービスを無料で利用できますので、まだの人はすぐにでもGoogleアカウントを作成しましょう。
独自ドメインのサイト
以前はSeesaaブログなどの無料ブログで申請できましたが、2016年以降は独自ドメインのサイトでしか申請できなくなりました。
独自ドメインが必須になったことも「アドセンスがややこしくなった」という噂を広めた1つの要因ですが、独自ドメインのブログを作る作業も1つずつこなしていけば大丈夫です。
大まかな流れはコチラに載せていますので、わからない人はチェックしてみてください。
サイトのテーマ決め
サイトのテーマとはデザイン的な部分ではなく、どのような方向性で記事を書くのか?記事のテーマを決めるということです。
もちろん雑記ブログでも審査に通過しないわけではありませんが、Googleは様々なコンテンツが入り乱れているブログを嫌う傾向が強いので、何らかの分野に特化したコンテンツを入れていくのがベストです。
もっともカンタンに決めるなら、自分がこだわりのある趣味とか特技を記事のテーマにすると良いですね。
たとえば、
[aside type=”boader”] ○ファッションに関すること
○PCやスマホなどガジェットについて
○育児や子育てについて
○くせ毛について
[/aside]
こんな感じで自分の趣味や興味のある分野に沿って記事を書いていくのがベストです。
サイトに必要なメニュを追加する
詳しくは先ほどのAdSenseプログラムポリシー に書かれていますが、見直すのはやっぱり面倒だと思いますので…以下の情報をサイトのメニュに追加してください。
- 運営者情報
- お問い合わせフォーム
- プライバシーポリシー
運営者情報は言い換えるとプロフィールです。ニックネームを使って全然オッケイですので、どんな運営者なのかわかるように運営者情報を入れること。また連絡先のアドレスを載せておくのが無難です。ヤフーメールなどフリーアドレスでオッケイです。
ユーザーが目の届きやすい位置にメニュを表示させる必要がありますので、固定ページで運営者情報を作り、グローバルメニュ(サイトのトップページの一番上)に入れるのがベストですね。
お問い合わせフォームは何だか難しい印象ですが、WordPressでブログを立ち上げた場合は専用のプラグインを入れるだけなので楽チンです。
以下の記事を参考にしてプラグインをインストールしましょう。
[kanren postid=”2557″]
運営者情報と同様、ユーザーにわかりやすいように固定ページ⇒グローバルメニュに入れましょう。
一番やっかいなのはプライバシーポリシーを書く作業です。ユーザーが目につく場所ですのでその他の項目と同じグローバルメニュに入れるところまでは同じですが、肝心なのはその内容ですよね?
プライバシーポリシーの書き方はAdSenseヘルプページに記載されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
もしそれでもわからない場合は…誰かのサイトを参考にするのがとっても有効です(笑)
AdSense広告を利用する以上、サイト内のどこかにプライバシーポリシーを載せる必要があり、避けて通ることはできません。
ちなみに僕は、他のサイト運営者の情報を参考にしながらプライバシーポリシーを作りました。
記事を書く
ここまで来ればいよいよ記事を書く作業に入ります。
記事を書く上でのポイントは挙げたらキリはありませんので、特に意識していただきたいポイントをピックアップします。
訪問者の役に立つサイト
今から書く記事は誰のためにあるのか?自分のためではなく、訪問してくださったユーザーのためです。つまり、単たる自己満足の日記ではなく、訪問者がみて役に立つ情報、文字を追うだけで楽しくなるようなコンテンツに仕上げなければいけません。
独自の切り口で書かれたオリジナルコンテンツ
訪問者の役に立つ情報を載せることは理解できたかもしれませんが、かといって誰かのサイトの情報をコピペしてそのまま自分のサイトに載せたり、テキトーに記事を書いてもGoogleにはすぐにバレます。
たとえば、ファッションに関する記事を書く場合、コーディネート1つとっても普段から自分自身が気をつけている、他人と被らないように意識していることを書けば、それだけで十分にオリジナルコンテンツが完成します。
Googleが求める価値ある情報とは誰でもないあなたしか語れない、独自の切り口で書かれた情報です。
アドセンス審査において気になるポイント!
その他に気になるポイントをまとめました。
記事の文字数
よく文字数を気にする方が多いですけど、文字数ではなく記事のクオリティを意識してみてください。訪れたユーザーの役に立つ情報、楽しんでもらえるような記事を書くことを心がけましょう。
記事の中身にこだわっていると、おのずと1,000文字ぐらいは到達しているはずです。
記事数
こちらもよく相談を受ける項目です。僕自身、始めてアドセンスの審査に出す時にも悩みました。
もちろん記事数は多いに越したことはありませんが、明確な基準があるわけではありませんし、少ない記事数で審査に通るケースもあります(10〜15記事)。
ただ10記事ぐらいだと少し寂しい気もしますので、最低でも15〜20記事は入れておくべきだとアドバイスしています。
ただ大前提として記事数より記事のクオリティですので、とにかくユーザー目線で丁寧に記事を書き上げることを心がけましょう。
画像やリンク
画像やリンクはアドセンスの審査が通過するまで使わないのが無難です。画像や内部リンクはユーザーに視覚的な情報を伝えたり、別の記事に誘導してあげることで訪問者の満足度向上につながるわけですが、なくても審査に通ります。
逆に画像なしでは絶対に通らないという話はないですし、ネットで拾ってきた画像をそのまま使ったり、どこか別のサイトに外部リンクとかでつなげちゃうほうがマズイので、ここは文章のクオリティで勝負しましょう。
実際、ほとんどの方が画像なし、リンクなしで審査の臨んでいます。
他の広告
こちらも確実に審査を通過するために、他の広告は貼らないほうが無難です。
というか、ゼロからサイトを立ち上げる場合はわざわざ他の広告を貼り付ける必要もないので、他の広告を貼るのはやめておきましょう。
審査に落ちたらどうなるの?
アドセンスの審査に落ちた場合は二度と広告サービスを利用できないと思っている人が多いのですけど、たとえ審査に落ちても再び申し込むことができます。
よく巷では「アドセンスの再審査には2週間待つ必要がある」と言われていますが、実際はすぐに再審査に臨むことはできます。
ただし、不承認となった理由を完全にクリアしていることが大前提です。落ちたサイトをそのままにして数日後に見せても当然受からないですよね?
不承認の原因を考えてサイトをメンテンスしていると最低でも一週間ぐらいはかかりそうですので、早くても1週間後に再審査のお願いをするのが現実的ではないでしょうか?
ちなみにアドセンスの再審査が「最低2週間」と言われるようになった理由は、以下の記事が参考なります。
「2週間待ちましょう」というのは「アドセンスアカウントをキャンセルして、再度別の Google アカウントでアドセンスに新規申請する際の期間」です。
アカウントをキャンセルしてもすぐには紐付けが解除されず複数アカウントとして弾かれます。紐付けが解除されるまで最大2週間かかるので「2週間待ちましょう」とフォーラムでお伝えしているのですが、「2週間」だけが独り歩きしてしまったのです。
つまり、2週間以内でも再審査は可能だということです。
不合格から再審査まで何日空けるのか?ではなく、サイトが審査に合格できる状態になったらすぐにでも手続きを踏んでよいのです。
アドセンスの審査に落ちた場合はたしかにショックですけど、しっかりとコンテンツを見直して再審査に出せばGoogleからも正当に評価してもらえますので、諦めずにユーザーファーストの視点で記事を修正していきましょう。
以下の記事は実際にアドセンス広告を貼りながらブログ運営を行うときの注意点ですけど、アドセンス審査を受ける上でも役立つ情報が満載です。
ぜひ参考にしながらアドセンス審査を乗り越えましょう!
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記事の書き方がわからない人は、以下の記事を参考しながら記事を執筆しましょう。
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