自分が志した道を徹底的に全否定して元の道に戻そうとするドリームキラーたち。一見、自分のことなど興味のない赤の他人がなりうると考えてしまいますけど、
面白いことに…自分と距離の近い身内ほどドリームキラーになりうるのです。
一体なぜなのでしょうか?そして、どのような対処法が考えられるのか?
今回は、ビジネスを円滑に進めていく上で切っても切れないドリームキラーの問題について触れていきます。
ドリームキラーは身近な人ほどなりやすい!?
冒頭でもお伝えしたように、自分との距離が近いほどドリームキラーになりうるのです。
ここで、ドリームキラーという言葉の意味について再確認しておきますけど、
ドリームキラーとは、あなたの夢や目標達成を邪魔したり阻害する人のことを言います。
つまり、一個人の夢を壊す人です。カンタンに発している人も多いですけど、こうやって単語の意味を調べてみると、改めてドリームキラーという言葉の恐ろしさが身にしみてくるのではないでしょうか。
で、自分との距離が近い人ほどドリームキラーになりやすい…って解説しましたけど、具体的には父親や母親などの親、ほかには同居している恋人や家族(夫や妻)などが最も当てはまると言われています。
それ以外には親しい友人だったり、職場の同僚だというケースも考えられます。
では、なぜ自分のことをよく知っている近しい人ほど、自分を苦しめる“ドリームキラー”になってしまうのでしょうか?
なぜ近しい人ほどドリームキラーになるのか?
昨日までは味方だった近しい人がドリームキラーに成り代わり、突如として目の前に現れる理由をぼくの実体験をもとに述べると…大きく2つに分かれると考えています。
まず1つ目は当人のことを恨んでいる、妬んでいる、もしくは自分事として考えるまでもないのでテキトーに呟いているだけというケースです。
コチラのケースに当てはまる人といえば、会社の同僚、先輩、後輩、薄っぺらい関係の友人、知人などが当てはまるでしょう。
たとえば攻撃している誰かが成功を収めることを拒んでいるケースだったり、何も考えずに発言している言葉の数々によって当人を苦しめている(ドリームキラーになっている)ケースが考えられます。
赤の他人を全く信じない方が良いとは言いませんけど、あなたが思っている以上に他人は自分のことを考えていない。その何も考えていない人の言うことを鵜呑みにしていては、本当に成し遂げたい目標なんて達成できるはずがありません。
次に2つ目のケースですけど、自分(あなた)のことを真剣に考えて考えて答えをはじき出した結果…見ず知らずのうちにあなたを苦しめている(ドリームキラーになっている)というケースです。
これは自分との距離が極めて近い、親や家族、親戚などに当てはまるケースが多いです。で、ぼくの場合はどちらかといえば2つ目のケースに悩まされていました。親がドリームキラーになっていたんです(泣)
良き理解者であるはずの親や親戚、ご主人や奥さんがなぜ断固として自分の突き進む道を拒絶するのか?
それは、当人のことを真剣に考えているからこそ各々の経験をたよりに自分たちが正しいと思う道しるべを教え諭そうとするのです。
たとえば、あなたが親世代の知りもしないインターネットを利用したビジネスを始めようとすると…
ネットの仕事は怪しいとか、どこかの会社に勤めるのが賢明などと全否定されるケースはきっと多いでしょう。最悪の場合は、「起業なんて10年早い」なんて言われて、門前払いされるケースもあり得ます。
が、その近親者はなにも嫌がらせで自分の主張を押し付けているわけではなく、むしろ真剣に考え抜いて「それが本当に正しい」と思っているのです。
要するに、当人の決めた道と近親者が正しいと思う道がズレている…言ってしまえばただそれだけの話です。
別にどちらかが道を誤って道路を逆走しているというわけでもないので、一方的に「こっちが悪い!」とも言えませんけど、自分が正しいと思う道を全否定されるので、否定される側としてはたとえわかっていても良い気分にはなりませんよね?
では、自分のことを想っているからこそ「待った!」をかけてくる近親者を一体どうやったら説得できるのか?あるいは味方にすることができるのでしょうか?
ドリームキラーを説得させる対処法!
あくまでボク自身の経験則をもとに解説しますので、全てのケースに当てはまるとは言い難いですが、
ドリームキラーを説得して信頼を得るには結果を出すしかない。最終的にはコレに尽きます。
少し冷めた言い方に捉えられるかもしれませんけど、いくら夢を語り、目標を掲げて、将来性を語っても…結果を出さなければドリームキラーには全く刺さりません。「やっぱり私たちの考えが正しかった。」と思われるだけです。
一方、徐々にでも結果がついてくると…あれほど断固として拒絶、反論してしたドリームキラーたちから少しずつですけど理解してもらえるようになります。
「そういう道もあるんだなぁー」っと。
最後に大切なことを述べますが…
どんなドリームキラーが目の前に現れようとも、一回拒絶されたからといって降参するには時期が早いということです。
ボク自身もそうでしたけど、何度も何度も拒絶されて反論されるなか、少しずつ結果を出していくうちに相手方に自分の真剣度も伝わり、いつしか良き理解者になってくれるのです。
コレも全てのケースに当てはまるとは言い難いですけど、ドリームキラーが良き理解者になるってことも覚えておきましょう。
あと1つだけ付け加えるとすれば、
まず結果を出してからドリームキラーになりうる人を説得するという方法も有効ですね!こっそりと取り組むわけです(笑)
コチラは物理的に難しい人もいらっしゃるでしょうが、説得材料がありますのでドリームキラー…ではなく、いきなり良き理解者としてあなたを全力でサポートしてくれるかもしれません。
当事者にとっては厄介なドリームキラー。場合によっては本当に夢を壊される…ってケースもありますけど、自分事のように考えて意見を述べている人がいることだけは押さえておきましょう。