今では在宅ワークが当たり前になり、自宅で仕事をするのがごく一般的になりました。
ただ、会社とは違い自宅にはあらゆる誘惑がある都合上、思うように作業に集中できずに悩んでいる人が多いのもまた事実です。
また副業に取り組んでいる人でも、やはり継続的な作業を続けないとまとまった収入を得ることも難しいので、まずはノウハウより集中できる環境を整えることが何より大切です。
本記事で紹介するテクニックはやや大胆ですが、効果は抜群です。
本気で副業に取り組みたい人、自宅でもオフィスと変わらないぐらいのパフォーマンスを発揮して成果を上げたい人には有益な記事です。
気になる方はぜひ最後まで読んで、本記事で紹介していることを今すぐ実践してみてください。
なぜか自宅では集中できないという問題

あれだけ会社では嫌な仕事も淡々とこなすことができるのに、なぜ自宅だと急にパフォーマンスが落ちるのか?
副業にしろ、リモートワークにしろ、一度でも自宅で仕事をしたことがある人なら疑問に思ったことがあるはずです。
同じ作業をしているはずなのに、なぜか自宅だと思い通りのパフォーマンスが発揮できない。
そこであなたは、インターネットを使ってあらゆる情報にアクセスして調べ上げているところだったと思いますが、なかなか的を得た記事にたどり着けたなかったのではないでしょうか?
よく見かけるネットの記事を例に挙げると、たとえばこんな記事を見かけたはずです。
- 本気度が足りたい
- やらないことを決める
せっかく真剣に副業を実践しようとしているのに「本気度が足りない」とか言われると、余計にやる気がなくなると思いませんか?
あなたは十分に本気になっているはずですし、後ほど詳しく説明しますけど、自宅で集中して仕事をする上で本気度はあまり重要にならないというのが個人的な意見です。
後は、やらないことを決める。
言うのは簡単ですが、実際に実行に移すのはとてつもなく難しいです。
たとえば、
- ダラダラとテレビを見ない
- スマホアプリを見ない
- テレビゲームをしない
「やらないことリスト」を作り、誓っただけでは簡単にうまくいかない問題です。
そもそも、そんなに人間の意思が強くないからです。
そんな簡単にできるなら誰だって苦労しませんし、それでもできないからきっとこのページをご覧になっているあなたも悩んでいたはずです。
では、どうすればよいのか?
コレは僕自身が自宅で集中できない問題を解決する過程で気づいたことですが、自宅で集中する上であなたのビジネスに対する意思とか本気度などはあまり重要ではありません。
1番大切なことは、自宅で集中するための環境作りにどこまでこだわっているか?です。
人が集中できるかどうかは、「環境」で決まる

1番わかりやすい例は会社のオフィスです。
今一度よく考えてみてください。
あれだけ毎日面倒だと思いながら会社に出社しますけど、いざオフィスに着くとなんだかんだいって目の前の仕事に取り掛かり、気づいたら集中して仕事に没頭していますよね?
あれは会社のオフィスをあなたの頭の中が「仕事をする場所」だと無意識のうちに認識して、出社すると同時に「仕事モード」にしてくれるからです。
出社してから「よし、今日は思いっきり遊ぼう!」などと考える人など一人もいないはずです。
ところが、同じような仕事をしているはずなのに、反対に自宅だとなかなか副業が思うようにはかどらないと困っている人は多いものです。
それは、根本的にあなたの脳が自宅を仕事をする場所ではなく、リラックスする場所だと認識しているからです。
つまり、
会社:働く場所
自宅:リラックスする場所
もう最初から自宅はリラックスする空間と位置づけしている、だからいくら自宅で仕事モードになろうとしても、思うように切り替えられないのです。
では、どうするか?
迷ったときは「先人の知恵」を借りない手はありません。
こんなに自宅で集中できないと嘆いている人たちが溢れるなか、ある職業の人たちはビックリするぐらい自宅で黙々と作業を続けていることをご存知ですか?
そうです、ある職業の人たちとは漫画家のことです。
漫画家が集中できるのは情熱ではなく、環境作りがうまいから
では、どうやって漫画家たちがリラックスするための自宅を工夫して仕事に集中しているのか?
じつは漫画家たちは仕事部屋を快適にして、それ以外を不快適にしています。
快適:仕事部屋のみ
不快適:リビング、その他の部屋
つまり、一般的な家庭とは真逆なんです。
普通は仕事で疲れた自分自身を癒やすために、リビングや寝室を快適にして、とことんくつろぐ環境を作りますが、あえて不快適にします。
不快適にすることで、ダラダラと食事をとったり、テレビを見る時間を限りなく減らし、自然に快適な仕事部屋に向かうようにするためです。
あくまで仕事部屋を快適にしただけですが、
快適な部屋:リビングのソファ
↓
快適な部屋:仕事部屋
たとえ仕事部屋でも、その場所が快適ならごく自然に足を運び、その場所に適した行動を取るようになります。
具体的な手順
まず仕事部屋を思いっきり快適にしましょう。
たとえば、
広くて圧倒的に作業しやすいデスク
高性能のパソコン
最新・最高速のインターネット回線
座り心地の良いビジネスチェア(たとえば、アーロンチェアなど)
空調設備が整っていない場合はエアコンを取り付ける
とにかく、仕事に向かう作業部屋を快適にします。
次に、仕事部屋以外のリビングなどを不快適にします。
たとえば、
リビングのエアコンの主電源をオフにする
テレビを捨てる(ちょっと極端ですが…)
ベッド捨てて、敷き布団に変える
ダイニングテーブルは残したまま、椅子は捨てる(コレも極端です)
ダイニングテーブルは残したまま、椅子だけ捨てる理由は、
椅子のないダイニングテーブルは、立っていても、膝をついても中途半端な高さで、食事をするには都合が悪い。これによって、食事にかける時間が激減し、食後だらだらテレビを見続ける習慣がなくなった。
引用:Lennon’s Loupe
コレは実際に試してみて効果抜群でした。
あれだけ食事前後にダイニングテーブルのイスに座ってダラダラしていたのに、サッと食事を済ませて、すぐに仕事部屋に向かうようになりました。
また、ベッドから敷き布団に変えるのも極めて合理的です。
日中眠くなったとき、「布団をクローゼットから出さなければならない」というハードルがあるので、快適なビジネスチェアで短い仮眠を取ることで対処するようになります。
このように、
(快適)仕事部屋 >>> その他の部屋(不快適)
メリハリをつけることで、ごく自然に快適な仕事部屋に足を運び、気づいたら作業していたという状態が作れるようになります。
最後にポイントをまとめると、
自宅で集中できないのはあなたの意思が弱いわけでも本気度が足りないわけでもなく、自宅で集中するための環境作りができていないからです。
本来くつろぐために存在する自宅で集中するためには、その他大勢の人たちとは真逆の行動を取ること、仕事部屋を圧倒的に快適にして、それ以外の部屋を不快適にすること。
そうすれば、どんな人でも快適な仕事部屋に行きたくなり、気づいたら作業している状態を作れます。
同居人がいる場合は物理的に難しいかもしれませんが、何か1つでもいいのでメリハリをつける工夫を凝らすと、ビジネスに集中できるのは間違いないです。
ぜひ今から、自宅で集中できる環境作りにこだわってみてください。