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一人暮らしから学んだ自立する大切さと人生に及ぼす影響

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人生におけるビッグイベントの1つといえばハタチに行われる成人式ですよね?十の位が「2」になった瞬間、大人の仲間入りができるという行事です。

2022年には成人年齢が18歳に繰り下げられますので、高卒ルーキーが大人の仲間入りを果たします。

まだ大人げない18歳を成人にして大丈夫なのか?そもそも成人年齢に適齢はあるのか?色々なところで意見は飛び交っていますけど、僕は成人年齢に適齢はないと捉えています。

ただ、ある条件さえ満たしていれば何歳だろうが成人している、と本気で思っています。

大人になるってなに?

先ほど「成人年齢に適齢はない」と言い放ってしまいましたけど、改めて成人の意味を調べてみました。

「成人」とは、

心身が発達して一人前になった人。現在一般的には、満20歳以上の者をいう。

このように解説されています。

この文面を見る限りでは、心と身体が成長して20歳を迎えれば自動的に成人になる、とも解釈できますね。

では、どのぐらい心身が発達したら一人前なのでしょうか?

まず身体の発達は見て取れますので、成熟しているのがハッキリとわかります。20歳になればほとんどの人が身長も伸び切って骨格も形成されますので、見た瞬間に成熟している=一人前だとわかります。

一方、心は人間の内側で形成される“見えないモノ”ですので、どのぐらい発達したのか?外見から判断するのは難しいです。よって、多くの人たちがその場のフィーリングとか話した感触で「この人は大人だ!」と決めつけているのではないでしょうか。

たしかに間違っているとは思いませんが、僕の中ではある明確な基準を設けています。それは、自立している人だったら成人にふさわしい心を得ている、と決めます。

自立の意味を調べてみると、

他への従属から離れて独り立ちすること。他からの支配や助力を受けずに、存在すること。

わかりやすい言葉に変換すると、親元を離れて一人暮らしをすることです。

大げさに言えば、このステップを欠いている人はいつまで経っても心が成熟しない、つまり成人になったとは言えません。逆に、たとえ15歳だろうが一人暮らしなら少なくとも心は成人年齢に達している、と考えます。

一人前とは親元を離れること

では、なぜ自立しないと一人前ではないのか?当たり前ですけど、1人で生きていないからです。

誰かにご飯を作ってもらえないと、洗濯物をたたんでもらえないと、親がそばにいないと、生きていけないからです。身体は黙っていても年齢と共に成長します。しかし、精神的な部分が勝手に発達することはありません。

たまに「洗濯物をたたんだり家事を手伝っている」とか「両親には感謝の気持ちを伝えている」と言われ、あたかも自分は自立した大人だと思っている人がいらっしゃいますけど、そんなことは一切ありません。

一人暮らしはその何十倍ものタスクをこなさなければいけませんし、家を出ない限りは親のありがたみなどわかるわけがありません。それは“わかったつもり”になっているだけです。

家を出ると食事の準備や洗濯、掃除などはまるでルーチンワークのようにこなし、その他の必要経費(家賃、水道光熱費など)と真剣に向き合っていかねばなりません。ときには様々な勧誘に乗せられそうになりますが、代打は許されずに自分の頭で考えながら対処しなければいけません。

その苦しい困難と向き合っているうちに、人の心は成熟されます。温かいご飯を作ってもらえる有り難さを身にしみて、実家では何もやっていなかったことに気づきます。

ご飯作れなくても、金欠貧乏でも、いくら寂しくても、とにかく1人で生きていく。これが自立であり、成人した大人だと思います。

別記事に詳しく書きましたけど、人間はどん底に陥って初めて生まれ変わります。その人の人生が切り開きます。一人暮らしは良いこともあれば辛いことも沢山あります。どん底に陥る良いキッカケが作れます。

ところで、一人暮らしを躊躇する人たちは口を揃えて「お金がかかるから…」と敬遠しますけど、本当にお金はかかるのでしょうか?

一人暮らしはお金がかかる

タイトルの通り、一人暮らしはお金がかかります。シミュレーションする必要もありません。お金がかからない、節約できるのはどう考えても実家暮らしです。

一人暮らしを始めると食費や生活費を払っているうちにどんどんお金を失いますし、下手すればお小遣いもありません。

が、しかし、

お金を失う対価として精神的に自立した人間になれます。お金を取るか、心を成熟させるか?どちらを取るかです。

これではまだ一人暮らしのメリットが実感できないので僕の持論を述べますけど、精神的に自立していない人の人生が豊かになることはないです。実家で悠々自適の生活を送っている人が明日をどう生きるか?真剣に考えるはずがありませんから。

真剣に考えないので何も行動を起こすこともなく、何もかもが中途半端な人生をずっと送り続けます。年齢を重ねても何も変わらないのです。

たった数年という短い年月だったらさほど変わらないでしょう。むしろ、人生を大いに楽しめるのは実家暮らしの人たちです。けれども、人生を10年、20年という長いスパンで考えたとき、人生を豊かにするのは精神的に自立した一人暮らし経験者です。いくら秘策を考えたところで、明日をどう生きるか真剣に考えてきた人たちには敵いません。

とにかく家を出よう

何もかも揃っている実家を離れるのは正直気が引けるでしょう。ただ、苦しい環境に身を置くのですからそれ相応のリターンがあります。

僕が考えただけでも、

・生きていく厳しさを身をもって体験できる
・ご飯を作ってもらえる有り難さがわかる
・親のありがたみがわかる
・自分はちっぽけな人間だと改めて気づく
・外に出たことで、これまでの人生を客観的に見つめることができる
・これまでの生き方や考え方を否定するようになる
・明日をどう生きるか真剣に考える
・新しい自分に生まれ変わろうと考え出す
・誰かが自分の生活ましてや人生を背負ってくれるなどとは考えない
・黙っていても人生は一ミリも変わらないと知っている
・生まれ変わろうと行動するようになる、それしかない
・行動するから新しい人生が動き出す

コレだけあります。

自立すること(一人暮らし)のメリットは本当に計り知れないですし、大げさに言えば義務教育より大切だと個人的には捉えています。

人間はやる気に満ち溢れたときに決意表明して変わるのではなく、生きていく厳しさを身をもって体験したときに変わるのです。それが苦しければ苦しいほど起き上がったときのエネルギーは凄まじい勢いで放出されて、新しい人生が動き出します。

かつて新聞を読んでいるときに、とある一面に深く共感しました。

大人たちは将来の夢を持てと押し付けてくるけど、夢とかやりたいことなど簡単に見つかるわけがない。
だから夢はなくてもいい。ただ、せめて自立だけはさせるべき。

やや文章に行き違いはあるかもしれませんが、「夢はなくてもいいから自立させるべき」というニュアンスだったのはよく覚えています。

全くその通りだと共感しました。

 

現実的に考えると、新しい自分に生まれ変わろうと考え出す過程において新たな目標や夢が芽生えるモノですし、これまで内に秘めていたモノをさらけ出そうとするのではないでしょうか。

本当は◯◯したいと思っていたから、ダメ元でやってみるか…的なノリですよ!

将来の夢がない人にも「一人暮らし」は絶大な効果を発揮しますので、ぜひ覚えておきましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^^)

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