Macの便利なショートカットキーの1つに、command+W(開いているアプリを閉じる)がありますけど、
command+Q(アプリを全て閉じる)
つい操作を間違ってcommand+Q(アプリを全て閉じる)を押してしまい、せっかく開いていたページを全て閉じてしまった…という経験はマックユーザーなら一度ぐらいはあるはず。
さすがに大事なアプリが消えたときのショックは計り知れないので、command+Qショートカットキーを無効にする方法をご紹介します。
※Google Chromeを利用されているユーザーに有効な解決方法です。
command+Qショートカットキーについて
改めておさらいしますけど、
command+Q
は開いている全てのアプリを終了するショートカットキーです。現在、開いているアプリを全て終了したい場合はもちろん便利ですけど、なかなかこのショートカットキーを利用する人って少ないのではないでしょうか?
基本的には、わざわざアプリを終了せずに画面下のDockに最小化している人が多いと信じています。
command+Q を無効にする方法を解説!
まずは、画面左上のAppleマーク → システム環境をクリックします。

次の画面でキーボードを選択します。

続いて、ショートカットを選択します。

アプリケーションを選択して、+ボタンをクリックします。

次の操作がちょっと面倒なのですけど…

アプリケーション:Google Chromeを選択してください。
メニュータイトル:Google Chrome を終了 と入力。
キーボードショートカットキー:手打ちではなく、command+option+Q のキーを押してください。
最後に追加をクリックして設定は完了です。
※設定中の注意点
メニュータイトルには必ず Google Chrome を終了 と入力してください。文字の間には半角スペースが入りますし、英文字の大文字・小文字もピッタリ一致しなければいけません。
また、Google Chromeなどと略さずに「Google Chrome を終了」と入力してください。文字が完全に一致しないと設定が反映されません。
最後にChromeタブをクリックして、設定が反映されているかチェックしましょう!

分かりづらいですけど、マークで囲った記号と同じ記号になっていれば大丈夫です。
作業中に気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、この設定はショートカットキーを無効にするわけではなく、アプリを終了するショートカットキーを変更しただけです。
つまり、command+option+Q を入力すれば当然アプリは終了しますので、ご注意ください。
ついつい「command+option+Q」を押してしまいそうな方は、お好みのショートカットキーをご自身で作り、間違ってアプリを終了しないように気をつけましょう!
他にも全アプリ終了を防ぐ対応策はありますけど、今回ご紹介した方法が手っ取り早いので、ぜひ忘れないうちに設定しましょう。